国際政治学者の藤井厳喜氏が米大統領選挙について解説しているので、それを基調に書いてゆきたい。
米大統領選挙の終盤に差し掛かってきている。現在の情勢を総合的に言えば「トランプ圧勝の勢い」である。これはバイアスのかかった意見でもなく、単なる願望でもなく、厳然たる事実である。
賭けサイトのPolymarketの状況(10月14日)を見てみると、トランプ支持は55.1%であり、ハリス支持は44.4%である。その差は10.7%に開いており、かなりのリードと言える。いきなり 賭けサイト と言われて意外に思う方がもいらっしゃるだろうが、賭けというのは言うまでもなく自分のお金が増えて得をするか、失って損をするか、のどちらかであり、だからみんな超・真剣に状況を見て判断しているのである。これ以上真剣に状況を見ている人々はいないかもしれない、というほどなので、そこで前述のような出される数字には非常に説得力があり、概ね米社会の空気や傾向を素直に表しているものなのだ。
また、英国の古参タブロイド紙である「デイリー・メール」(10月15日)が種々の統計から類推した両陣営の勝利の確率として次のような数字を発表している。トランプ:62.4%、ハリス:37.5%なので、かなりの差がついているようだ。
ちなみにこうした事実は日本のマスコミでも絶対に報道されない。米民主党も左派なら、日本のマスコミもほぼ左派なので、初めから民主党贔屓・ハリス贔屓で報道しているからである。そのおかげで、今でも「ハリス有勢」などと嘘八百を報道して恥じない糞のような報道機関である。いや、報道機関ではなく、左翼の情報工作機関と言った方がより実態に合っているだろう。
次に、「もはや激戦州(Swing State)は存在しないのでは?」…ということだ。
どういうことか?
激戦州というのは「ペンシルバニア、ミシガン、ウィスコンシン、ノースカロライナ、アリゾナ、ジョージア」の各州である。ところが上述したようにトランプのリードが目に見えて大きくなっているので、「もはやそれは激戦ではないだろう」と言われているのだ。例えばミシガン州ではトランプ:51、ハリス47であり、ウィスコンシンではトランプ:49,ハリス:47である。ペンシルバニアだけがトランプ:47に対してハリス49となっているが、仮にペンシルバニアを落としてもトランプは勝てる状況になってきているのだ。
さらに、「大統領選挙人予測」というものがある。州毎にどっちが取るかということでやっていく訳だが、大よその予想では下記のようになっている。
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数字が3段に並んでいるが、これはトランプがどれくらいの差で勝つかを3種類の予想で表したものである。また、議会選挙の方は
上院:共和党多数確実
下院:接戦
…という情勢のようである。下院で接戦というのは、カリフォルニアやニューヨークといった人口の多い所があるが、下院は人口比例で配分されており、基もtもカリフォルニアやニューヨークは左派系の人が多いので民主党が善戦している傾向がある。現職が多く、現職有利という事もある。だが、トランプ大勝ということになれば、その余波で議会も共和党が多数を取れる可能性は高い。下院で与党が少数になると、なかなか法律が通らないので大統領も苦労することになる。上院は大丈夫だろうが、なんとか下院で勝ちたいところである。また、下院は予算の優先権があるので、予算を通す為には下院を押さえる事が重要である。
次に、ニューヨーク州(選挙人28人)だが、ここがトランプ勝利の可能性が見えてきたのだ。10月27日にマジソン・スクエア・ガーデンで大集会を開催する予定だ。カリフォルニアでも先日集会を開催して10万人集まったそうである。カリフォルニアはともかく、ニューヨークは取れる可能性が出てきたのは間違いないところだ。ブロンクスの集会でも2万5千人集まったので、NYでのトランプ勝利の可能性は大きくなってきている。
そして、そもそもトランプ氏が民主党有利なカリフォルニアやニューヨークで集会を開催している、という事実は何を意味しているのだろうか?
それはトランプ陣営に余裕が生まれているということである。激戦州はかなり押さえたということで、敵の本拠地であるNYやCAでも集会が出来る余裕が生じているのだ。これが接戦状態なら敵陣の最中に乗り込むのは躊躇するところだが、今のトランプ陣営・共和党陣営には大きな勢いがあるので、これが可能になっているのだ。
また、米国民に政党帰属意識のアンケートを取ると、民主党支持者よりも共和党支持者の方が明らかに多くなっている、という事実がある。下記を参照されたい。
・NBC(5月)・・・共和42%、民主40%
・ギャラップ(7~9月)・・・共和党が+3%
・ピュー・リサーチ・センター(春)・・・共和党が+1%
そして、イーロン・マスク氏である。彼はこう言った。
「今年の大統領選挙でトランプ氏が勝たなければ、今回が最後の大統領選挙になる」
どういうことか。
つまり、真に自由な大統領選挙は失われてしまう、ということである。前回の大統領選挙でも民主党側は数々の不正行為(証拠・証人多数)で無理やりトランプに勝った事にした。米マスコミも左翼なので、バイデン側の不正行為には全く突っ込まなかったのである。もちろん日本のマスコミも左翼だから当然バイデン勝利を大いに喧伝したのであった。イーロン・マスク氏が言った上記の言葉は、真剣に受け止めなければならない。真に公正で自由な選挙をやっていたなら、前回の選挙もトランプ勝利だった。あの極めて不自然な「バイデン・ジャンプ」(*1)を覚えている人は多いだろう。今回の大統領選挙でトランプ氏が勝てなければ、それは大統領選挙に於いて「常に左翼(民主党)が勝つイカサマ・システムが確立されてしまう」事を意味しており、それは自由・人権の無い中国での選挙と同じくらい無意味なことであり、もう大統領選挙自体が意味も価値も失なってしまう・・・そういうことをマスク氏は言っているのである。
ここまで縷縷述べてきた事実は日本のマスコミでは一切報道されない。左翼のプロパガンダしか流さない日本マスコミは「ハリス有勢」「ハリス頑張れ」という姿勢でしか報道しないからである。
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(*1)
「バイデン・ジャンプ」:2020年12月4日の深夜、現地時間午前4時頃に突然に増えた不自然なバイデン票を指す言葉である。リアルタイムで票の推移を見ていた人々が喫驚したのだが、突然バイデン票が垂直跳ね上がったのである。多くの人々が「ありえない票の推移」に騒然となった事象である。
その後、マスコミで『米ミシガン州選挙監視員が不正を告発 「突然、7千票が13万になった」』という記事が出た。次のような証言がある。
「私がいる集計所では4日の午前5時前までに約7千票を集計したが、午前4時に新らしく入った1万6千票はまだ集計されていなかった。しかし驚いたことに、2時間後の午前7時に確認したら、同集計所は『その日の夜に13万票を集計した』と発表していた」
普通ならあり得ない不自然な票の積み増しなのである。民主党による不正行為が行われたのは明らかだ。これが「バイデン・ジャンプ」である。
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